今回はHDベースの慎重メガハッサムの調整案になります。HDメガハッサムはよくいるHAメガハッサムよりも特殊耐久に厚く振ってあるので、サイクル適正が高いことが特徴です。
○個体紹介
持ち物:ハッサムナイト
特性:むしのしらせ or ライトメタル or テクニシャン→テクニシャン
性格:慎重
努力値:236-0-28-0-244-0
実数値(メガ前):175-150-124-×-144-85
実数値(メガ後):175-170-164-×-166-95
技構成:バレットパンチ/蜻蛉返り/剣の舞 or 毒々/羽休め
<調整>
・物理耐久
陽気ガブリアスの地震をメガ進化前の1発+メガ進化後の1発を確定耐え(48%〜56.5%+36%〜42.8%)
A特化ランドロスの地震が1.2%の超低乱数2発(42.8%〜50.2%)
A特化ミミッキュの+2シャドークローがの6.3%低乱数2発(43.4%〜51.4%)
・特殊耐久
サイコフィールド下カプ・テテフの眼鏡サイコキネシスをメガ進化前の1発+メガ進化後の1発を確定耐え(45.1%〜53.1%+39.4%〜46.2%)
エレキフィールド下カプ・コケコの10万ボルトをメガ進化前の1発+メガ進化後の1発を確定耐え(44.5%〜53.1%+38.2%〜46.2%)
<個体解説>
HDメガハッサムの魅力は通常のHAベースのメガハッサムよりも耐久が高いので、繰り出し性能が上がることです。また、ハッサムはメガ進化前の状態で受け出しをさせることも多いポケモンなので、今回はメガ進化前のダメージも考慮しつつ調整を行いました。このように調整を行うことで、メガ進化前の状態であっても安定して役割対象に対して繰り出すことができます。
このハッサムの欠点は、とにかく火力がないことです。具体的にいうと無振りコケコが確3(37.9%〜45.5%)だったり、H4振りミミッキュが確1になりません(31.3%の乱1)。なのでこの型のハッサムで全抜きを狙うときは、相手を十分に削ることを心掛けましょう。
<特性>
2メガ以上の構築の場合はテクニシャン
1メガ構築の場合はむしのしらせorライトメタルになります。パーティー内の他のポケモンがけたぐりor草結びを持っている場合はむしのしらせ(ライトメタルをトレースされた場合にそれらの威力が下がるため)、そうでない場合はライトメタル推奨です(けたぐり等に受け出しした際に被ダメが減るため)。
<技考察>
・はねやすめ
確定枠です。外す理由がありません。
・とんぼ返り
サイクルを回すことを意識しているHDメガハッサムにとっては殆ど確定枠です。
HAメガハッサムならば抜き性能を高めるための どろぼう,はたきおとす,虫食い,馬鹿力etc... との選択になります。
・剣の舞 or 毒々
抜き性能を高める剣の舞 or 耐久型を崩すための毒々での選択になります。ここはパーティーと相談して決めるのがよいでしょう。
<ダメージ計算>
〜与ダメ〜
大体の目安として
確定2発→A+2で確定1発
〃 3 →A+4 〃
〃 4 →A+6 〃
で考えるとわかりやすいと思います
H252振りカプ・ブルル 97.3% の高乱数2発(48.5%〜58.7%)
無振りカプ・テテフ 6.3%の低乱数1発(84.1%〜100.6%)
H252振りカプ・レヒレ 乱数4発(24.2%〜29.3%)
HB特化カプ・レヒレ 乱数5発(18.6%〜22%)
B4振りガブリアス 確定4発(27.8%〜32.7%)
H4振りメガボーマンダ 乱数4発(22.8%〜26.9%)
H4振りメガガルーラ 確定4発(27%〜32%)
H252振りメガフシギバナ 乱数4発(22.4%〜26.2%)
HB特化メガフシギバナ 乱数6発(16.5%〜19.7%)
〜被ダメ〜
・物理耐久
A特化メガボーマンダの捨て身タックルが確定2発(61.7%〜72.5%)
A特化パルシェンのからやぶ後ロックブラストを急所2発まで+氷の礫を確定耐え(10.8%〜13.1%*5+12.5%〜15.4%)
A特化珠パルシェンのからやぶ後ロックブラストを急所1発まで確定耐え(14.2%〜17.1%)
・特殊耐久
C特化カプ・テテフのめざパ(炎)が確定2発(64%〜75.4%)
臆病カプ・コケコのZ10万ボルトが確定2発(75.4%〜89.1%)
無振りカプ・レヒレの波乗りが確定5発(20.5%〜24.5%)
C特化カプ・レヒレの眼鏡波乗りが1.2%の超低乱数2発(42.8%〜50.2%)
C特化霊獣ボルトロスの10万ボルトが確定3発(38.2%〜45.1%)
C特化ギルガルドのシャドーボールが確定3発(34.8%〜41.7%)
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