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【ポケモンSV】S 14 最終890位 - 範囲で殴る追い風【ダブル】

○はじめに

シーズン14及びPJCS2月予選に使用した構築をメモとして残しておきます。

○結果

・シーズン14

最終順位: 890位(レート1810.679)

終戦績:44勝24敗(勝率:64.7%)

・PJCS予選

最終順位: ???位(レート1601.991)

終戦績:25勝16敗(勝率:61.0%)

 

最高順位: 356位(レート1684.517)

最高戦績:218敗(勝率:72.4%

○構築経緯

自分が半年間ダブルをやって学んだこと、それは「速さを上げて範囲技で殴るのが強い」。

なので、S操作要因(トルネロス) + 範囲技アタッカー(ハバタクカミ、化身ランドロス) を軸に構築を組んでいった。

 

○個体紹介

化身トルネロス@隠密マント

  • ラスタル:鋼
  • 特性:いたずらごころ
  • 実数値:186(252)-×(↓)-103(100)-146(4)-101(4)-165(148↑)
    • H:ぶっぱ
    • B,C,D;余りをB多めで配分
    • S:最速ウーラオス+2(準速オーガポン+3)
  • 技構成:こがらしあらし/凍える風/追い風/雨乞い

追い風要因。

凍える風を採用しているのは、初手出しが多いポケモンなので襷潰しをしながらS操作をしたい場面が多かった & パーティ全体で化身ランドロスカイリューへの打点が少なかったから。

耐久ベースに振ること自体は正解だったと思うが、Sを落としすぎたせいで最速化身ランドロスに上から殴られて負けることが多々あったので、来季使う時はもう少しSを伸ばす。

ハバタクカミ@拘り眼鏡

範囲技要因その1。

エンテイが親の仇くらい憎かったのでどうにかする方法はないかと考えていたところ「ステラジェムでH振りエンテイが落とせるじゃん!」と気付いたのでステラ個体を採用。ただ、当然のようにチョッキエンテイに耐えられて返しの聖炎で落ちるので無難にフェアリーテラスでよかった。多分テラバも2〜3回くらいしか打っていない。

また、追い風前提のS調整にしまったので、ピン選出の時に動かしにくいのが辛かった。こちらも来季使う時はもう少しSを伸ばす。

化身ランドロス@命の珠

  • ラスタル:毒
  • 特性:力ずく
  • 実数値:177(100)-×(↓)-110-167(252)-100-155(156↑)
    • H:残り
    • C:ぶっぱ
    • S:追い風下で最速S+1テツノツツミ抜き
  • 技構成:大地の力/ヘドロ爆弾/熱砂の嵐/守る

範囲技要因その2。ハバカミと合わせてフェアリー&地面の範囲で殴ると大抵の並びには等倍以上が取れるのが強くない?っと思って採用。

文句なし強いが「命中不安を覚悟で熱砂を撃つ or 命中安定の大地・ヘド爆を撃つ」の選択を常に迫られるので、勝率を安定させるのは難しいと感じた。

シーズン初めに適当な調整をした個体を使い続けたが、結局最後まで良い感じの調整は思いつかなかった。ミラー以外はSを落としても問題ないので、普通に控えめCSブッパとかでもいいかもしれない。

タケルライコ@防塵ゴーグル

  • ラスタル:電気
  • 特性:古代活性
  • 実数値:223(180)-×(↓)-112(4)-207(252↑)-111(12)-103(60)
    • C:特化
    • S:追い風下で最速ハバタクカミ抜き
    • H,B,D:H=B+D
  • 技構成:10万ボルト/竜の波動/迅雷/守る

保管枠その1。追い風ミラー(主にトルネウーラ)対策。また、構築全体でモロバレルが重かったので防塵ゴーグルを持たせた。

追い風ミラー対策として採用したが、追い風構築によく採用されるランドロス・ハバタクカミ・エルフーン等々に大きくを隙を見せるポケモンなので、きちんと役割果たせていたかは疑問。

種族値・良配分なので最低限の働きはしてくれるが、中速かつ弱点もメジャーなので十二分に強さを発揮させるにはきちっと役割を定めてやる必要があると感じた。

ガオガエン@オボンの実

  • ラスタル:草
  • 特性:威嚇
  • 実数値:202(252)-136(4)-113(20)-×(↓)-148(196↑)-85(36)
    • B:A4振り水オーガポンの蔦棍棒を確定耐え
    • A, D:残り
    • S:追い風下で最速化身ランドロス抜き
  • 技構成:フレアドライブ/はたき落とす/捨て台詞/猫騙

保管枠その2。イエカシラ対策兼サイクル補助要因。

エカシラ対策として採用したが、イエッサンのこの指のせいでカシラに触ることができず、当初想定していた役割のうち半分は果たせなかった。おそらく来季は違うポケモンに変わっている。ただ、間違いなくスペックの高いポケモンなので、構築と合っていなくても十二分の働きはしてくれた。

余談だが、こいつ一匹いるだけでゴリラ炎ポンのグラスラ構築の対策がめちゃくちゃ楽になるので、炎ポンはかなり数を減らすんだろうな…と思った。

モロバレル@食べ残し

  • ラスタル:水
  • 特性:再生力
  • 実数値:221(252)-×-134(252↑)-105-101(4)-45(↓)
  • 技構成:クリアスモッグ/花粉団子/キノコの胞子/怒りの粉

保管枠その3。対トリル・毒寿司・ドブベトン。ガエンにオボンを取られたので残飯持ち。

ほぼいないとは思うが、最遅ドドゲザンの下を取るためにS下げ個体を採用(Sを上げる意味もなかったので)。クリアスモッグがとても便利で、特に害悪構築であるドブベトンをかなり楽に倒せるので、ストレスフリーにレートを上げられるのが最高。

BDどちらに寄せるか悩んだが、とりあえず適当にHB特化で採用。結局どちらに寄せた方が良いのかいまだにわかっていない。

○選出パターン

・基本選出

トルネロス + ハバカミ・ランドから1〜2枠 + 保管要因1〜2枠

できればハバカミ・ランドの両方を選出したいが、ライコでもアタッカーの仕事はできるので相手に合わせて選出を決めるが一番大事。

・対イエカシ

初手ハバカミランド + 残り2枠

後々計算したら、この選出が全然安定しないことに気づいたので、多分初手はトルネランドの方がいい。

・対トリル

初手ハバカミランド + モロバレル +ライコ or ガエン

トリル構築は中速以下のポケモンで固められていることが多いので、初手から圧をかける選出。

基本的にトルネは出さないが、コータス入りの場合だけ雨乞いを撃つために選出する。

・対毒寿司

ガエンランド + モロバレル + (ラス1)

初手に猫騙し + 熱砂でキラフロルを落とした上で、裏からモロバレルを出して毒菱回収&クリアスモッグを撃つ。

○苦手とするポケモン

・神速構築

というかエンテイが苦手。構築見るとわかるがエンテイに有利を取れるのがランドロスのみであり、そのランドロスも少し削られると神速圏内に入れられてしまう。

この構築の最大の欠陥であり、ここを治さない限りPJCS予選抜けは絶対にできないと思っている。

・ウネルミナモ入り天候パ

天候パ対策として

・対雨パ:モロバレル

・雨以外の天候:トルネロスの雨乞い

の動きを想定しているので、どちらも刺さらないミナモはかなり苦手。ハバカミがミナモより遅いのもそれに拍車をかけている。

 

余談だが、ドブベトン、毒寿司、ディンルーの鈍足構築には結構強いので、レートを上げる上でイライラしにくい構築ではあると思っている。

○まとめ・終わりに

最終3桁自体を取ることはできたが、あまり納得のいく構築はできなかった。対戦回数も少ないので、おそらく上振れ気味の結果だと思っている。

ただ、追い風構築自体には可能性を感じているので、引き続き構築の完成度を高めていきたい。そしてPJCSの予選を抜けたい。(絶賛ボコられ中なので

【ポケモンSV】S 12 最終954位 - 赫月スイッチトリル【ダブル】

○はじめに

WCSに影響を受けてダブルを始めてから約3ヶ月、ダブルでも初めて最終3桁を達成したので、記念に構築記事を残しておきます。

○結果

最終順位: 954位(レート1752.344)

この構築での戦績:44勝29敗(勝率:60.3%)

(シーズン通しての通算戦績:100勝79敗(勝率:55.9%))

○構築経緯

  • 赫月ガチグマの破壊力に魅力を感じ、このポケモンを最も活かせるであろうトリル軸で構築を組み始めた。
  • トリル始動役として、それなりの耐久力がありワンパンされにくく、先制技無効により赫月を強く通すサポートができるリキキリンを採用。
  • トリル前にリキキリンを倒しにくるトドロクツキや眼鏡サーフゴーの様な中速高火力ポケモンの並びを対象するため、それらに上から圧力をかけられるカミイーユイの並びを採用

  • トリル軸、カミイーユイ軸の両方と相性が良いテツノカイナを採用。

  • ここまでの5匹で水の一貫があるため、水を一貫を切りつつウーラオスにも強く出れる水オーガポンを採用。

○個体紹介

ガチグマ(赫月)@喉スプレー

  • ラスタル:ゴースト
  • 特性:心眼
  • 実数値:217(228)-×-140-188(124↑)-105(156)-51(↓) ※S0個体
    • H-D:C特化シルクのスカーフ赫月のブラットムーンを最高乱数切り耐え
    • C:偶数(C1段階アップ時の端数切り捨てを考慮)
  • 技構成:ブラットムーン/大地の力/ハイパーボイス/守る

この構築のエース。制圧力が凄まじく、横にリキキリンを置いた状態でトリルが成功した試合は9割方勝っている気がする。

火力に振り切るよる耐久に回して行動回数を増やす方が強いと考え、努力値をほぼH-Dに回し、テラスも格闘透かしを意識したゴーストにしている。この配分でも、ハイボ  & C+1手助けハイボでH145-D156のハバカミが倒せるので火力的に十二分に高い。また、テツノカイナ入りの構築にも強気に出していけるように最遅で採用している。実際にテツノカイナに下を取られたのはシーズン中で一回のみだったので、おそらく正解。

ほぼリキキリンとセットで選出していた。現環境のトリルエース枠としては3番目に遅い枠(コータス、通常ガチグマの次)のためトリルミラーには弱いが、それ以外の構築には割と強気に出していける。

シーズン終盤に「テラスタイプは受けよりの方が強いんじゃないか?」と思い立ちゴーストテラスを採用していたが、よくよく考えると格闘とフェアリー両方の体制がつけられる毒テラスの方が強いかもしれない。

リキキリン@オボンの実

  • ラスタル:フェアリー
  • 特性:テイルアーマー
  • 実数値:227(252)-×(↓)-132(236↑)-130-93(20)-80
    • H:特化
    • B:11n(これ以上上げてもA特化水流連打の乱数が変わらなかったので、11nまで振って残りはDに配分)
    • D:余り
  • 技構成:マジカルシャイン/サイドチェンジ/手助け/トリックルーム

トリル始動役。

メンハかオボンかを迷ったが、メンハを持っていなかったせいで負ける試合より、オボンを持っているおかげ勝てる試合の方が多いと思ったのでオボンを持たせた。結果として、封印とかトリル返しとか多彩な手段でトリルを妨害されたので、たぶんオボンの方が正解。

自身で殴ることは諦めているので、技構成は襷潰しに便利なマジシャのみ1ウェポンで、残りはトリル/手助け/サイドチェンジでサポートに特化した。サイチェンは採用率が低いのもあって警戒されにくく、1回目はほぼ確実の通るのが使いやすかった。自身の火力は低いが、手助けとサイチェンのおかげでどんな状況でも腐らないのが偉い。

基本的にはトリル運用が前提のポケモンだが、稀にカミイーユイ選出に組み込んでイーユイを先制技から守りながら通す動きもする。

 

余談ですが、初手で赫月キリンって並べた時に相手のウーラオス9割方キリンの方を殴ってくるんですが、誰か理由がわかる方いれば教えてください。

ハバタクカミ@ブーストエナジー

カミイーユイのカミの方。殆どイーユイとセットで選出していた。

自身で殴ることも意識して火力耐久にバランスよく配分したが、横のイーユイを通すことを意識した結果、凍風を打つだけマシーンと化していたので耐久厚めの配分の方がよかったかもしれない。また、イーユイとセット選出していたためD方面の調整も生きなかったので、そこも含めて努力値は要調整であると感じた。

また、技構成についてもマジシャ/シャドボ/凍風は確定だが、残り一枠は検討の余地があると思っている。守るがあると相手の初手テラスを様子見できるのは偉いが、この技構成だとイーユイとセット選出が前提になっているため、ムンフォを入れてアタッカー性能を上げる、挑発を入れて相手のギミック潰しをできるようにする等を検討しても面白いかもしれない。

イーユイ@気合いの襷

  • ラスタル:ゴースト
  • 特性:災いの玉
  • 実数値:131(4)-×(↓)-100-187(252)-140-167(252↑)
  • 技構成:火炎放射/悪の波動/熱風/守る

カミイーユイの金魚担当。こちらピン選出もそこそこする。

カミイーユイ選出をする際は、このポケモンを何回動かせるかが勝敗に直結するため、行動回数を増やすため襷ゴーストテラスで採用。

高火力で有象無象を蹴散らしてくれるので安定した勝率に貢献してくれるのだが、逆にメインウェポンが熱風なせいで常に外しのリスクが付きまとうのが非常に心臓に悪い。

シーズン終盤に急遽採用したため、何も考えず臆病個体にしていたが、よくよく考えると抜きたい相手が最速ウーラオス・霊獣ランドロスくらいしかいないので、控えめ個体の方が良かったかもしれない。

テツノカイナ@突撃チョッキ

トリル選出時のエース、カミイーユイ選出時のサポーターの両方をこなせる万能ポケモン

おそらくこの世で自分しか使っていないであろう炎テラス炎パン個体。最初はヘビボン採用だったが、打つ相手がハバカミくらいしかいなかったので、構築全体で重いモロバレルの処理ルートを増やせる炎パンの方が良いと考え変更。しかし、フェアリーテラスを切ったヒードランに対してヘビボン打ちたい場面もあったので一長一短といった感じであった。また、トリルターンを残して赫月に繋ぎたい場合にワイルドボルトが擬似的な自主退場技として使えるのもこの構築と相性が良いポイント。

テラスタイプについても水・炎・草で一生悩んでいた。炎だとハバカミに強く出れるのが最大のメリットだがどうしても水・地面の一貫が気になるため、これも本当に一長一短という感じ。

このポケモンの調整パターンは無限にありすぎてわからない、誰か最適解を教えてほしい。

オーガポン@井戸の面

  • ラスタル:水
  • 特性:貯水/面影宿し
  • 実数値:187(252)-141(4)-118(108)-×(↓)-126(76)-152(68↑)
    • H-D:眼鏡ハバカミのテラスムンフォを最高乱数切り耐え
    • S:最速キラフロル抜き
    • A,B:余りをBに多めに配分
  • 技構成:ツタこんぼう/ウッドホーン/アンコール/ニードルガード

水の一貫が切りつつ、水タイプに打点が持てガチグマのサポートができるポケモンとして採用。(最終的にこの指止まれは採用しなくなったので、ガチグマのサポートはできなくなったが...)

毒寿司に抗う手段としてアンコールを採用。残飯ラッシャの守るをアンコールできれば一気に有利になれる…のだが、シーズン中にあった毒寿司構築は全て残飯型ではなかったので、アンコールがうまく作用することはなかった。

○選出パターン

①トリル選出

(初手)+ + (or )

主に対追い風構築。イーユイ or オーガポンは刺さっている方を選出する。

②カミイーユイ選出

(初手)+ () or ()

バレル入り追い風やトドロクツキ軸に対する選出。後ろの選出は割と自由だが、トリルセット or カイナガポンの選出が多い。

③対トリルミラー・対鈍足構築

(初手)

初手から火力を押し付ける選出。初手にイーユイを投げることが多いが、隣に誰を置くかは割と自由。鈍足構築は大体絡め手を持っているのでオーガポンの選出が多いが、代わりにハバカミを投げることもある。

④対毒寿司

(初手) + (or) + リキキリン以外

毒寿司に対してのみこの選出パターンを使う。初手で範囲技+ツタ棍棒でキラフロルを倒すことでオーガポンに毒を入れさせず、ラッシャに対してアンコールで粘れるターン数を増やすのが目的。

⑤それ以外

上記の選出ができない場合。決まった形はないが、テツノカイナ&(ハバカミ or イーユイ)という形で出して、猫騙しでサポートしつつ火力を押し付ける選出パターンが多い。

 

○苦手とするポケモン

・眼鏡サーフゴー軸の追い風

追い風軸にはトリル選出をするのが基本なのだが、鋼テラス眼鏡サーフゴーだけは追い風構築の中でも圧倒的に火力が高すぎてトリルを張る前にリキキリンが倒される。ぱっと見カミイーユイがサフゴに強いので出てこないこともあるが、一手間違うと構築が崩壊する。

モロバレル入りの追い風

追い風軸に入りうるポケモンで唯一赫月の下をとってくるポケモンなので、こいつがいるだけでトリル選出が通せなくなる。

ヒードラン

トリル選出時はトリルの時間稼ぎをされ、カミイーユイ選出時は単純に相性不利で辛い。特にフェアリーテラスをされるとイーユイの攻撃が全て半減されるため非常に辛い。

ペリッパー

雨パというかペリッパーがピンポイントでキツい。範囲技で攻める構築なので、ワイドガードがされるだけ一気に攻めの幅が狭くなる。

○おわりに

シングルに続きダブルでも始めて最終3桁を取れたのが非常に嬉しいです。最終日に光の粉ヤバソチャに負けた時は心が折れかけたのですが、諦めずに続けて本当に良かった...。

やることが明確で初心者でも使いやすい構築になっているので、ぜひこの構築を使ってみてください。

まだ改良の余地がある構築であるため、12月はこの構築を煮詰めていきたい…のですが、碧の仮面追加時みたいに突然使えるポケモンが増えるとやり込みが無に返されてしまうので、ゼロの秘宝が来た後に今月どうするかを決めようと思います。

【ポケモンSV】S11 使用構築 - 頑張って改良したかった雨パ【ダブル】

○はじめに

今更ですが、雑記としてS11に使用した構築を記載しておきます。

ざっと概要だけ書いて、詳細は気が向いたら追記していきます。

○結果

最終順位: 20354位(レート1495.293)

通算戦績:42勝42敗(勝率:50.0%)

○個体紹介

ペリッパー@湿った岩

雨パ始動役その1。ちょっとS降ったテツノカイナに抜かれるのが嫌なので、前期とは違い控えめ個体を採用。

化身トルネロス@隠密マント

  • ラスタル:鋼
  • 特性:いたずらごころ
  • 実数値:186(252)-×(↓)-103(100)-146(4)-101(4)-165(148↑)
    • H:ブッパ
    • C:ダブルダメージ想定こがらしあらしでD4振りウーラオスを確定1発
    • B,C,D;余りをB多めで配分
    • S:準速ウーラオス抜き(準速オーガポン+3)
  • 技構成:こがらしあらし/凍える風/追い風/雨乞い

雨パ始動役その2。耐久を上げて行動回数を増やした上で、S下げた分ミラーで上から挑発を打たれやすくなったのでメンタルハーブでカバー。

ウーラオス(水)@神秘の雫

  • ラスタル:水
  • 特性:ふかしのこぶし
  • 実数値:203(220)-187(156↑)-121(4)-×(↓)-96(124)-118(4)
    • H:6n-1(ゴツメ意識)
    • H-D:C特化ハバタクカミの眼鏡ムンフォを等倍想定(テラスタル状態)で確定耐え
    • A:雨下のテラス水流連打でB4振りテツノカイナを確定1発
    • S:余り
  • 技構成:水流連打/インファイト/アクアジェット/見切り

雨エースその1。調整を考えれば考えるほど、素早さが削れ火力と耐久が増していったタフネス熊。

イダイトウ♂@命の珠

  • ラスタル:水
  • 特性:すいすい
  • 実数値:195-180(252↑)-86(4)-×(↓)-95-130(252)
  • 技構成:ウェーブタックル/お墓参り/アクアジェット/守る

雨エースその2。構築全体でイエアルマが重かったので、テラスが余り気味だったイダイトウを悪テラスに変更。悪耐性がつくので、意外と悪くなかった。

 

オーガポン@竈門の面

雨パの苦手な耐久水/草に打点が持てるポケモン。使う前から薄々感じていたが、雨でツタ棍棒の火力が下がるので、相性はそこまで良くない。

テツノカイナ@突撃チョッキ

雨パ自体が「上から高火力で殴る」がコンセプトなので、それを阻害してくるトリル対策枠。スペックが高いポケモンなので、無難に強い。

【ポケモンSV】S10 使用構築 - お試し雨パ【ダブル】

○はじめに

今更ですが、雑記としてS10に使用した構築を記載しておきます。

ざっと概要だけ書いて、詳細は気が向いたら追記していきます。

○結果

最終順位: 4649位(レート1620.463)

通算戦績:23勝14敗(勝率:62.2%)

○個体紹介

ペリッパー@湿った岩

雨パ始動役その1。

たまにあるバンギ との天候合戦に勝つためにバンギ の下を取れる&テツノカイナに上から動かれないSラインを考えた結果、冷静SV個体を採用した。

また、雨パで重めなバレル、ゴリラに対しての打点を確保するためCぶっぱ。水ウーラオスに有利がとれるのも結構偉いと感じた。

イダイトウ♂@命の珠

  • ラスタル:水
  • 特性:すいすい
  • 実数値:195-180(252↑)-86(4)-×(↓)-95-130(252)
  • 技構成:ウェーブタックル/お墓参り/アクアジェット/守る

雨下エースその1。

先発で荒らした後に出てきて詰める役。

特に調整が思いつかなかったのでASぶっぱ。テラス無しでも十分火力が高いので、水テラよりも妖テラの方が良いかもしれない。

ウーラオス(水)@神秘の雫

雨下エースその2、というかイダイトウより採用率が高い最強ポケ。

当初は行動補償を得るために襷を持っていたが、ダブルでは襷での行動補償が取りにくいことに気付き「先に相手を殴り倒した方が行動補償得やすいのでは?」と気付いた結果生まれた脳筋ウーラオス。ここまで火力にふると雨テラス手助け水流連打でHB特化クレセリアを飛ばせる。決まるととても気持ちいい。

基本的にはトルネロスorぺリッパーと一緒に初手出しをする。パーティ内にテラス依存度が高いポケモンがいないことあり、このポケモンに高確率でテラスを切る。

化身トルネロス@隠密マント

  • ラスタル:鋼
  • 特性:いたずらごころ
  • 実数値:177(180)-×(↓)-90-168(180)-100-165(148↑)
    • H:残り(意地ウーラオスの水流連打を確定耐え)
    • C:ダブルダメージ想定こがらしあらしでD4振りウーラオスを確定1発
    • S:最速ウーラオス抜き
  • 技構成:こがらしあらし/挑発/追い風/雨乞い

言わずと知れた万能サポート。もちろん雨パとも相性がいい。

 

霊獣ボルトロス@拘り眼鏡

  • ラスタル:飛行
  • 特性:蓄電
  • 実数値:167(100)-×(↓)-90-197(252)-100-155(156↑)
    • H:残り
    • C:特化
    • S:追い風下でS+1最速テツノツツミ抜き
  • 技構成:かみなりあらし/テラバースト/ボルトチェンジ/草結び

電気の一貫を切る枠であるが、電気枠の代表であるテツノカイナに打点がないことが気になる。

構築に合っていないわけではないが、要検討枠ではある。

ゴリランダー@突撃チョッキ

 

猫騙しでサポートできるのが偉い。

【ポケモンSV】S9 使用構築 - 晴天強風イエアルマ【ダブル】

○はじめに

WCSに触発されてダブルをやりたいと思い、パッと思いついたイエアルマ構築を組んでみることとした。

時間がなくあまり結果は残せなかったが、記念として使用構築と使用感を記載していく。

○結果

スパボ級

○構築経緯

①構築の軸となるイエッサン&グレンアルマから構築を開始

②天敵で悪タイプの選出を抑制するため妖タイプ(ハバタクカミ)&格タイプ(水ウーラオス)を採用

ヒードランに圧力をかけつつ、ダブルで雑に強いポケモンとして霊獣ランドロスを採用

④上記5体だと雨パに勝てないため、サポート要員としてトルネロスを採用

 

○個体紹介

イエッサン♀@ゴツゴツメット

サイコフィールド展開役として、グレンアルマとのセット採用。純粋なサポート役としても強く、アルマとのセットでなくピン選出することもしばしば。イエッサン&ハバカミの並びで出して、先制技をシャットアウトしながらハバカミの高火力マジシャを打つだけでも無難に強い。

この指&手助けを持っているおかげで、どんな場面でも腐ることなくサポートできるのがとても偉い。

持ち物は水ウーラオス意識のゴツメ。テラスタイプも水流連打意識の水・草にしたかったが、悪ウーラオスが来た場合に試合終了レベルで苦しい展開になると予想したので妖テラスで採用。

余談だが、この構築を組もうと思った時にトリル♀イエッサンがレイド限定と知って諦めかけたが、どうやら過去の自分が知らぬ間に捕まえていたようでことなきを得た。ありがとう過去の自分…

(いい加減ポケモン公式もこういうシステム止めてくれないかな…)

グレンアルマ@命の珠

  • ラスタル:草
  • 特性:貰い火
  • 実数値:192(252)-×(↓)-120-194(252↑)-100-96(4)
  • 技構成:ワイドフォース/熱風/波動弾/守る

この構築のエース。こちらはピン選出はあまりせず、基本的にはイエッサンとのセットで選出する。

典型的な刺さったら強いポケモンだが、環境的に悪タイプが多いことや自身が中途半端なS種族値であることから活かすのが難しいと感じた。

ハバタクカミ@精霊プレート

強い。言わずと知れたダブル最強ポケモン

最初は「精霊プレートって強いのか?」と疑問符を浮かべていたが、使ってみるとテラスタルとの乗算火力アップのおかげでかなり火力が高い。妖テラスマジシャのダメージ計算してみたら、ダブル補正込みでも陽気ガブの地震くらいの火力があるんですね…

水ウーラオス@気合いの襷

こちらも言わずと知れたダブル強ポケ。

シングルではあまり恩恵を感じられなかった不可視の拳がだが、ダブルでは強特性であることを思い知らされた。特にこの構築ではヒードランに対して守るの様子見を許さずテラス or 交代を強いることができるため、相手の立ち回りの幅を狭められるのがとても強く感じた。

霊獣ランドロス@拘りスカーフ

  • ラスタル:飛行
  • 特性:威嚇
  • 実数値:165(4)-216(252↑)-110-×(↓)-100-143(252)
  • 技構成:じだんだ/テラバースト/岩雪崩/蜻蛉返り

ダブルなら霊獣ランドロスだろ!って感じで雑に採用したポケモン

実際に威嚇&高速の岩雪崩&高火力の飛行テラバーストは強かっが、この構築だと上記4対が辛いドドゲザンに対して出せないため、この構築では合っていないと感じた。

化身トルネロス@隠密マント

  • ラスタル:鋼
  • 特性:いたずらごころ
  • 実数値:177(180)-×(↓)-90-168(180)-100-165(148↑)
    • H:残り(意地ウーラオスの水流連打を確定耐え)
    • C:ダブルダメージ想定こがらしあらしでD4振りウーラオスを確定1発
    • S:最速ウーラオス抜き
  • 技構成:こがらしあらし/挑発/追い風/雨乞い

日本晴れで雨パ対策&ハバカミのサポートができることを期待して採用。雨パ対策については多少できているが、ハバカミサポートについてはうまくできていなかった印象がある。(ハバカミが最速個体のため、古代活性は発動させるメリットがある状況があまりなかった&相手のパーティにハバカミが採用されている場合、相手のメリットにならないように場面を選んで日本晴れを打つ必要があるため)

採用率ランキングにも表れているように非常にスペックの高いポケモンであることは間違い無いのだが、この構築だとうまく扱いきれていない印象。こがらしあらしがアホほど強い。

 

○選出パターン

特になし。

逆に言うと、ここにしっかりかけるくらい基本選出を作っておかなくては行けなかった。

 

○苦手とするポケモン

・トリル構築全般

相手のトリルを止める手段がトルネロスの挑発くらいしかないので、通されるとほぼ負ける。

 

○まとめ・終わりに

ちゃんとダブルをやってみたのは初めてなのですが、かなり難しいですね。でもシングルと違ってヘイラッシャに20分かけてTODされるみたいな展開が発生しないのは凄くいい!って思いました。

とりあえず納得できる構築を組めるまでは続けてみようと思います。というかシーズン10向けに既に雨パを組んで遊び始めているところです。

【ポケモンSV】S6 最終654位 - 初手脳死パオジアン 〜3種の行動保証を添えて〜【シングル】

○はじめに

イマジン(@imaginebit)と申します。

今回、ずっと目標だった最終3桁を達成したできたので、記念として構築記事を書きました。

拙い文章ではありますが、もしよければ最後まで見ていってください。

 

○結果

最終 654位(レート1921.009)

132 81 51敗(勝率:61.4%

 

○構築経緯

対戦をする中でテラスタルによる相性変更で勝ち負けをひっくり返されることが多かったので、「なるべくテラスタルの読み合いをせずに勝ちたい」と考えたことが構築のスタート。

ラスタルの読み合いを拒否するにはどうすれば良いかを考えたところ

  • 高速・広範囲で攻撃できるポケモンで圧力をかけて、先に相手のテラスタルを消費させる
  • 構築内に多くの行動保証を入れることで、相手にテラスタルを使われたとしても行動できる回数を確保する

の2つを思いつきこれらの要素を満たすポケモンを捜した。

結果、行動保証を確保しながら高速・広範囲で圧力を掛けられる襷パオジアンを初手に出すことを軸に据えて構築を組んでいった。

パオジアン:第1の行動保証。初手出し要因。

コノヨザル:パオジアンの上をとってくるツツミに有利を取りつつ、パオジアンミラーに対して初手出しができる枠。挑発による展開阻止・ステロ撒き・見かけ上の催眠対策が役割。

ロトム:地面の一貫が切れるヘイラッシャ対策枠。環境に多いカイリューに対して安定して一定以上の削りをしてくれることを評価して眼鏡型で採用。

ミミッキュ第2の行動保証。突破しづらい甘えるハバカミに対して影打ちで上から縛れることを評価して採用。初手以外でも高い対面性能を発揮してくれる。

カイリュー第3の行動保証。上記4体で辛いスカーフイーユイに後出しができる。パーティー内に勝ち筋を増やしてくれることを期待して竜舞型で採用。

テツノドクガ:上記5 体で受け出しにくいカミサフゴに対して後出しができ、キョジオーンを始めとした受けポケモンに強く出ることができる水テラス身代わりドクガを採用。

 

個体紹介

パオジアン@気合いの襷

  • ラスタル:ゴースト
  • 特性:わざわいのつるぎ
  • 実数値:155-189(252)-101(4)-×(↓)-85-205(252↑)
  • 技構成:氷柱落とし/噛み砕く/不意打ち/聖なる剣

この構築の軸となるポケモンであり、まずこのポケモンを選出できるかを第一に考えるのがこの構築の基本。初手投げを想定しているポケモンのため、2番手以降で選出するのは相手にステロ撒きがいない場合のみ。

ミラーがそれなりに発生するので最速個体を採用。技構成は範囲をとって悪/氷/格闘の安定打点技を採用し、先制技にはツツミに強く出でるために不意打ちを採用。

テラスタイプはゴースト。悪・氷テラスによる火力補強が欲しくなる場面も多々あったが、パーティコンセプト上このポケモンに積極的にテラスタルを切りたくなかったので、カイリューの神速透かしを意識した受けのゴーストを採用。

基本的には対面と相手の裏を見ながら一貫する技を打つように立ち回るが、初手パオジアンミラーだけは氷柱針から入るようにしている。(この構築に初手出しされるパオジアンは9割以上がコノヨザルに打点を持っている妖テラス or 霊テラス個体なので、結構な確率でテラスを打ってくるし、最悪3割怯みの勝ち筋も拾えるので。)

皆が散々言っていることが、どんな状況でも3割怯みの勝ち筋を生み出してくれる理不尽ポケモン。自分も3割怯みで何回も負け試合をひっくり返したし、逆に相手のパオジアンにひっくり返されたりした。個人的にはこの環境を荒らしている諸悪の根源だと思っている。

コノヨザル@オボンの実

  • ラスタル:鋼
  • 特性:負けん気
  • 実数値:217(252)-135-132(156↑)-×(↓)-110-123(100)
    • S:準速キノガッサ抜き
    • H-B:残り(意地パオジアンの抜群テラバーストを確定耐え、意地パオジアンのつらら落としをほぼ2耐え)
  • 技構成:ふんどのこぶし/ドレインパンチ/挑発/ステルスロック

最低限のSを確保して、それ以外の努力を耐久に回すことで行動回数を確保できるようにした調整。前期は割と動かしやすかったのだが、今期は妖テラスパオジアンや眼鏡サーフゴーみたいなポケモンが増えた為、かなり動かしにくくなった印象。

また、前期は低速サイクルを崩す為にビルド型にしていたが、ドクガの方が適任であることの気づいたので、無難にアドが稼げるステロの方が強いと考え変更。

ラスタルは鋼。当初は炎を採用していたが、ツツミに一貫を取られるのが辛かったので鋼に変更。やけど耐性がなくなると鬼火ガモス・ウインディが厳しくなるが、ある程度は水テラスドクガでカバーできると判断。

当初は「コノヨザル入れておけばガッサは出てこんやろ」という甘い考えでパオジアン意識の精神力個体を採用していたが、役割対象であるパオジアンが殆どテラバーストを打ってくるので、威嚇持ちのウインディギャラドスに強く出れる負けん気に変更。ただ、発動機会があまりなかったので素直にやる気でも良かったかもしれない。(ガッサもアラブルタケもぼちぼち選出されるので。)

シーズン終盤に環境にあってないなと思いつつも、代わりが思いつかなかったので使い続けたポケモン。来季も同じ構築を使うとすれば、おそらくこのポケモンが改善点となる。

ウォッシュロトム@拘り眼鏡

テンプレ眼鏡ミトム。前期は鬼火イカサマ型を使っていたが、ゴツメカイリューに対して何もできなかったため、どんな型のカイリューに対しても安定して削りを入れられる眼鏡型で採用。

努力値は適当にHCぶっぱにしたが、耐久が欲しいと思う場面がいくつかあったので、火力を削って耐久に回した方が良いかもしれない。

環境にサーフゴーが多い都合上、基本的にトリックは使わずに立ち回ることを意識。トリックを使うのは対受け構築 or サーフゴーがいないことが確認できた後だけ。

ミミッキュ@命の珠

  • ラスタル:ゴースト
  • 特性:化けの皮
  • 実数値:131(4)-156(252↑)-100-×↓-125-148(252)
  • 技構成:シャドークロー/じゃれつく/影打ち/剣の舞

構築全体で重い甘えるハバカミを影打ちで縛りつつ、パオジアンに対面有利をとってくる、コノヨザル・テツノカイナにも有利が取れるポケモン

技構成はテンプレ剣舞型だが、記憶の限り2,3回しか剣舞を押していないので、呪いの方が良かったかもしれない。

「対面が強いポケモンといえばミミッキュだろ!」という雑な考えで採用したが、期待通りに雑に強かった。特に現環境ではカイリュー・サフゴ・ディンルーに対して対面有利が取れるのがとても偉い。

カイリュー@食べ残し

  • ラスタル:ノーマル
  • 特性:マルチスケイル
  • 実数値:197(244)-192(164↑)-116(4)-×(↓)-123(28)-109(68)
    • A:テラス神速でテツノツツミを確定2発
    •       ステロ & A+1テラス神速でテツノツツミを高乱数1発(93.75%)
    • SS+1 で最速ミミッキュ抜き
    • H:奇数の最大値
    • B,D:残り(対イーユイ意識でDに多めに配分)
  • 技構成:神速/地震/アンコール/龍の舞

耐久に厚めに振った竜舞カイリュー

技構成についてはテンプレの神速/地震に加えて、構築が対面構築に寄っている都合上、羽休めで粘るより自力で起点を作って積むのが強いと考え、アンコール/龍の舞を採用。

行動保証の観点だと、厚底ブーツの方が良かったが

  • コノヨザルに挑発があるためステロ展開に対しては多少の耐性があること
  • ステロ+イーユイの並びが環境に少ないこと
  • 羽休めを持っていない都合上、HP管理をできる手段が欲しかったこと

ことから、厚底ブーツではなく残飯で採用。

結果的におそらく正解。パオジアンを上から縛ってくるスカーフポケに後出しつつ、竜舞しながらHPを回復をしたり、渦カイリューに対してアンコで縛りつつ竜舞の起点にすることができた。

テツノドクガ@ブーストエナジー

  • ラスタル:水
  • 性格:控えめ
  • 特性:クォークチャージ
  • 実数値:159(28)-×(↓)-101(164)-211(252↑)-131(4)-138(60)
    • H:8n-1 (宿木意識)
    • H-B:陽気パオジアンの珠噛み砕くを確定耐え
    • S:準速サーフゴー抜き抜き
  • 技構成:炎の舞/ヘドロウェーブ/テラバースト/身代わり

 

この構築のMVP。身代わりで数々の塩漬けとあくびを透かすことで勝利を導いてくれた神ポケ。

最低限のS振りで汎用性を維持しつつ、それ以外の努力値をBCに振った型。ドオーやステロで削れたカイリューへのダメージを意識してC特化にしている。また、甘えるハバカミやチオンジェンに後出しする都合上、痛み分け/宿木の種を受ける場面が多くHPの多さがデメリットになると考えた為、なるべくHPが低くなるように調整。

テラスの依存度が高いポケモンなので、このポケモンを出す時は選出段階から誰にテラスを切るかを考える必要。

ちなみに、A個体値下げただけ身代わりが一致イカサマを耐える確率が上がるので、頑張れる人はA0 or A1個体を粘った方がいいです。自分はA8個体を使っていたので、確定で身代わりが壊れます。

 

○選出パターン

ギミック構築ではないので決まった選出はないが、よくある選出パターンを挙げていく。また、どの選出においてもドクガ・カイリューのテラス優先度が高め。

①基本選出

+ (or) + ( or  )

コンセプト通りの基本選出。たぶんこの選出パターンが一番多い。

相手にステロ撒きがいる場合は、カイリューよりミミッキュを優先的に選出する。

②対面選出

+ +

パワーは高いが柔軟性がないので、このあまり選出はしない。

③対受け構築

+ +

コノヨザルとミトムでサイクルしつつステロで削り、最終的にドクガで受けを壊す。

④対ミミッキュ入り

+ or + ラス1

(テラス前提) + 残り2体

後述するがこの構築は初手ミミッキュが苦手なので、ボルチェンで皮を剥がしてから裏に繋ぐか、コノヨザルでテラスを切るかのどちらかで対応する。

どうしても上記の選出ができない場合は、ミミッキュが初手に出てこないように祈る。

 

苦手とするポケモン

ヘイラッシャ

パーティの4/6が物理アタッカーかつ、ドクガもテラスを切らないと勝てない。相手視点も重いのがバレバレなので、ほぼ100%ヘイラッシャを選出される。なので、こちらもヘイラッシャ入りの構築については必ずミトムを選出するようにしていた。

 

キョジオーン

ヘイラッシャと比べるとだいぶマシだが、構築が物理に寄っているため突破するのがやや大変。また、特殊高火力枠であるミトムに塩漬けがぶっ刺さるので迂闊に後出しできないのもマイナスポイント。

 

チオンジェン

ドクガの選出を強要されるので選出の幅が狭まる。逆にうまくドクガと対面させることができれば高確率で崩すことはできるので、立ち回りさえ気をつければめちゃくちゃ重い相手というわけではない。

ミミッキュ

テラス抜きでミミッキュにタイマン勝てるポケモンがいない。こちらも相手視点で重いのがわかるので、ヘイラッシャほどではないが高確率で選出される。

 

○終わりに

今回はずっと目標にしていた最終3桁を達成することができ、それなりに完成度が高い構築も組めたとかなり満足しています。

完全にたらればの話ですが、最終日に3桁から落ちることを恐れて途中で潜るのやめてしまったですが、調子は良かったのでもう少し順位を上げられたかもしれないと考えています。(目標である3桁到達は達成したので後悔はしていません。)

この構築の改善点としては、コノヨザルの枠になります。上にも書きましたが、現環境ではテラス無しでコノヨザルの行動保証を確保するのが難しいと感じており、ディンルーみたいな高耐久ポケモンの方が良いのでは?と考えています。また、コノヨザルの役割対象である受け構築が現状ではあまり多くはないこと・ドクガとミトムの2体でも受け崩しはある程度できることから、もっと汎用的なポケモンを入れてやるのも選択肢の一つだと思います。

 

最後に、来季はこの構築をブラッシュアップして更に高い順位を目指す!...と言いたいところですが、WCSに現地参加する予定なので、観戦のためにダブルに少し手を出してみたいなーと思っています。後はシングルに少し飽きが来ている部分もあるので、パルデア図鑑埋めたりヒスイ地方に帰ったりして、純粋にポケモンというコンテンツを楽むというのもアリだと思っています。

まあ、結局のところ来月末にならないと何やっているかわかりませんねw

【ポケモンSV】シーズン5 使用構築 - 脳死初手パオジアン【シングル】

○はじめに

SVシーズン5で使用した構築のメモを残しておく

○結果

7436位(レート1712.585

 

○パーティーコンセプト

初手のパオジアンで「11交換以上をする」 or 「相手のテラスタルを切らせる」のどちらか達成して、そこから展開を有利に進めて勝つ

①パオジアン:初手出し要因。この構築の軸となるポケモン

②コノヨザル:対初手パオジアン、挑発による展開阻止、ビルドレでの詰めが主な役割。

③水ロトムカイリューマリルリ、ヘイラッシャ対策。トリックでコノヨザルの積み起点のサポートもする。

④サーフゴー:上記3体で辛いコノヨザルに対応できつつ、宿木チオンジェン等の対処が面倒な相手をなんとかしてくれることを期待して採用。

ガブリアス:対イーユイ枠。

⑥テツノドクガ:適当に突っ込んだ対フェアリー兼炎枠。瞑想ハバカミがキツそうなのでアシボ採用

 

個体紹介

・パオジアン@気合いの襷

  • ラスタル:悪
  • 性格:陽気
  • 特性:わざわいのつるぎ
  • 実数値:155-189(252)-101(4)-×-85-205(252)
  • 技構成:じごくづき/つらら落とし/不意打ち/聖なる剣

 

この構築の軸となるポケモン

火力・素早さが高いのはもちろん、技範囲の広さが素晴らしい。氷/悪/格の打点で多くのポケモンに等倍以上を取ることができるので、相手にテラスを切らせる能力がとても高い。ミラーさえ意識しなければ基本的には意地っ張り個体の方が良いので、最速or準速かでずっと悩んでいる。

構築全体でマリルリ・アーマーガアが重いので、来季には電気テラス個体の採用も検討したい。

・コノヨザル@食べ残し

  • ラスタル:炎
  • 性格:腕白
  • 特性:まけんき
  • 実数値:217(252)-136(4)-127(124)-×-121(84)-116(44)
  • 技構成:ふんどのこぶし/ドレインパンチ/ビルドアップ/挑発

 

ビルドコノヨザルは最速HSがテンプレだが、どんな対面でも裏に引かずに行動できるようにHBDに厚い型で採用。最初はガッサ対策で特性をやる気にしていたが、シーズン中盤頃から甘えるハバカミが増えてきたように感じたため負けん気に変更。

おそらくこの構築のMVP。よほどのことがない限りワンパンされないので、選出すれば何かしらの仕事はしてくれる。

ダメ計する度に硬すぎてビビる。バケモンだろこいつ。

ウォッシュロトム@拘り眼鏡

 

パオジアンの苦手とするマリルリ・ヘイラッシャへの対策枠。

ジバコイルと悩んだが、カイリューと撃ち合えること、ヘイラッシャに後出しした時に地震の一貫を作らないことを評価して水ロトムを採用。

最初はHBイカサマの型で使用していたが、ゴツメカイリューの増加に伴い役割が果たしにくくなったため眼鏡型に変更。

・サーフゴー@弱点保険

  • ラスタル:ノーマル
  • 性格:図太い
  • 特性:黄金の体
  • 実数値:194(252)-58-161(252)-153-111-105(4) ※A0個体
  • 技構成:たたりめ/きあいだま/自己再生/電磁波

 

対コノヨザルをこなしつつ、雑に初手投げしても仕事をしてくれる素敵ポケモン

最初はシャドボ/テラバ格闘/サイコショック/悪巧みで採用していたが、想像より受け構築と当たらなかったことと、パーティ全体でコノヨザルが重かったことから現在の型に変更。

テラスタイプは適当にノーマルを採用。ノーマルであることをうまくいかせている感じがしないので、こいつのテラスタイプを考えることが来シーズンの課題。

ガブリアス@拘りスカーフ

 

上記4体でイーユイに後出しできるポケモンがいなかったため、対策枠としてガブリアスを採用。最初はいじっぱり個体だったが、最速スカーフイーユイにボコられたので最速個体に変更。

技構成は地震/逆鱗/テラバまでは確定。残り1枠はエッジにしたが、シーズン中一度も打たなかったので、ドラテとかを入れてバトン構築の対策をしてもいいかもしれない。

結論、対イーユイさえこなせればよいので、この枠はブーツカイリューの方が良いかもしれない。

・テツノドクガ@突撃チョッキ

 

この構築で一番しっくり来ていない枠。
上5体でハバカミに安定して後出しできる駒がいなかったことと炎打点がなかったため取り敢えず採用。選出誘導用の見せポケとしては一定の仕事をしてくれてはいるが、対面寄りパーティーコンセプトと噛み合っていない感じがしている。体感だが、おそらく選出率も最下位。

この枠をどうするのかが次シーズンの課題。現状考えている案だと

  • ミミッキュに変えて構築をより対面的に変える
  • 上記5体では受けループやバトン構築が重いのでそれらへの対策枠を入れる

辺りを考えている。

 

○まとめ・終わりに

今シーズンではリアルが多忙だったり、パーティを一度組み直したりしてた都合上時間が足らずレートを上げきれなかった。

ただ、コンセプトに沿ったそれなりに良い構築が組めている気がするので、次シーズンはこの構築を改良しつつ最終3桁を目指したい。