○はじめに
SVシーズン5で使用した構築のメモを残しておく
○結果
7436位(レート1712.585)
○パーティーコンセプト
初手のパオジアンで「11交換以上をする」 or 「相手のテラスタルを切らせる」のどちらか達成して、そこから展開を有利に進めて勝つ
①パオジアン:初手出し要因。この構築の軸となるポケモン。
②コノヨザル:対初手パオジアン、挑発による展開阻止、ビルドレでの詰めが主な役割。
③水ロトム:カイリュー、マリルリ、ヘイラッシャ対策。トリックでコノヨザルの積み起点のサポートもする。
④サーフゴー:上記3体で辛いコノヨザルに対応できつつ、宿木チオンジェン等の対処が面倒な相手をなんとかしてくれることを期待して採用。
⑤ガブリアス:対イーユイ枠。
⑥テツノドクガ:適当に突っ込んだ対フェアリー兼炎枠。瞑想ハバカミがキツそうなのでアシボ採用
○個体紹介
・パオジアン@気合いの襷
- テラスタル:悪
- 性格:陽気
- 特性:わざわいのつるぎ
- 実数値:155-189(252)-101(4)-×-85-205(252)
- 技構成:じごくづき/つらら落とし/不意打ち/聖なる剣
この構築の軸となるポケモン。
火力・素早さが高いのはもちろん、技範囲の広さが素晴らしい。氷/悪/格の打点で多くのポケモンに等倍以上を取ることができるので、相手にテラスを切らせる能力がとても高い。ミラーさえ意識しなければ基本的には意地っ張り個体の方が良いので、最速or準速かでずっと悩んでいる。
構築全体でマリルリ・アーマーガアが重いので、来季には電気テラス個体の採用も検討したい。
・コノヨザル@食べ残し
ビルドコノヨザルは最速HSがテンプレだが、どんな対面でも裏に引かずに行動できるようにHBDに厚い型で採用。最初はガッサ対策で特性をやる気にしていたが、シーズン中盤頃から甘えるハバカミが増えてきたように感じたため負けん気に変更。
おそらくこの構築のMVP。よほどのことがない限りワンパンされないので、選出すれば何かしらの仕事はしてくれる。
ダメ計する度に硬すぎてビビる。バケモンだろこいつ。
・ウォッシュロトム@拘り眼鏡
パオジアンの苦手とするマリルリ・ヘイラッシャへの対策枠。
ジバコイルと悩んだが、カイリューと撃ち合えること、ヘイラッシャに後出しした時に地震の一貫を作らないことを評価して水ロトムを採用。
最初はHBイカサマの型で使用していたが、ゴツメカイリューの増加に伴い役割が果たしにくくなったため眼鏡型に変更。
・サーフゴー@弱点保険
対コノヨザルをこなしつつ、雑に初手投げしても仕事をしてくれる素敵ポケモン。
最初はシャドボ/テラバ格闘/サイコショック/悪巧みで採用していたが、想像より受け構築と当たらなかったことと、パーティ全体でコノヨザルが重かったことから現在の型に変更。
テラスタイプは適当にノーマルを採用。ノーマルであることをうまくいかせている感じがしないので、こいつのテラスタイプを考えることが来シーズンの課題。
・ガブリアス@拘りスカーフ
上記4体でイーユイに後出しできるポケモンがいなかったため、対策枠としてガブリアスを採用。最初はいじっぱり個体だったが、最速スカーフイーユイにボコられたので最速個体に変更。
技構成は地震/逆鱗/テラバまでは確定。残り1枠はエッジにしたが、シーズン中一度も打たなかったので、ドラテとかを入れてバトン構築の対策をしてもいいかもしれない。
結論、対イーユイさえこなせればよいので、この枠はブーツカイリューの方が良いかもしれない。
・テツノドクガ@突撃チョッキ
この構築で一番しっくり来ていない枠。
上5体でハバカミに安定して後出しできる駒がいなかったことと炎打点がなかったため取り敢えず採用。選出誘導用の見せポケとしては一定の仕事をしてくれてはいるが、対面寄りパーティーコンセプトと噛み合っていない感じがしている。体感だが、おそらく選出率も最下位。
この枠をどうするのかが次シーズンの課題。現状考えている案だと
- ミミッキュに変えて構築をより対面的に変える
- 上記5体では受けループやバトン構築が重いのでそれらへの対策枠を入れる
辺りを考えている。
○まとめ・終わりに
今シーズンではリアルが多忙だったり、パーティを一度組み直したりしてた都合上時間が足らずレートを上げきれなかった。
ただ、コンセプトに沿ったそれなりに良い構築が組めている気がするので、次シーズンはこの構築を改良しつつ最終3桁を目指したい。